十四代宗家 勝瀬光安景正

十五代宗家 勝瀬善光景弘

勝瀬文孝

水鴎流居合剣法とは

水鴎流とは、武術の流派の一つであり、正式には「水鴎流居合剣法」といいます。
戦国時代末期に三間与一左衛門景延が創始した武術で、鞘離れの一瞬に生死を決し敵を制する要術です。水鴎流居合剣法の根源は敵を倒し、身を守るためのものではありますが、錬心の業として武人必須の大道でもあります。水鴎流居合剣法は総合武術として継承し、現在は十五代宗家勝瀬善光景弘先生がその指導に当たっております。修練は単独動作に重きをおかず、すべて実際に相手を立てて行う実践稽古です。特に間合い、気合、技の起こりなどの修練には絶対に必要なもの。水鴎流は、居合等の刀を使用する稽古の他、杖法、薙刀、脇差など、総合的な技が受け継がれております。形にこだわる事なく斬る事を最重視する伝統こそが、四百余年にわたり継承されてきた要因であります。水鴎流は寛文5(1665)年景延没後、一子三間与八郎景長(みつまよはちろうかげなが)に相伝され、現在十五代宗家を、勝瀬善光(かつせよしみつ)先生が継承しています。 日本古武道協会日本古武道振興会に加盟してます。